設計資産(IP)再利用・流通化技術
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- 2005/07/05 設計資産(IP)再利用・流通化技術ページ リニューアル。
Introduction
大規模化、複合化を加速するSoC、一方、製品サイクルの縮小化から開発期間の短縮化が求められるSoC、これらを両立させるためには第三者が設計した設計資産(IP: Intellectual Property)を利用することが不可欠です。上記の理由により再利用設計は必須なためIPの再利用は現状で実態として活発に行なわれています。
これまでSTARCはIP再利用に絡む技術開発と標準化を推進してきました。ただ、期待されたようにIP再利用・流通という言葉にふさわしい形では進んでいないのも事実です。それはIP再利用によって設計の効率化は向上したが、逆に再利用によって第三者IPの検証という問題を持ち込み、その困難さのために全体の開発工程の60〜80%が検証関係に費やされ全体として効率が向上していないことにも関係があると考えられます。
STARC/IP技術開発室では、現在、第三者IPのIP再利用・流通を阻害する最も大きな問題としてIPの品質の向上問題、検証問題を特定し、その問題を中心に、その解決に向けた開発、整備を進めています。
Projects
問題を特定し、整備すべき技術基盤は大きくは次の6つです。
それぞれにおいて、標準化や実証実験を行うプロジェクトを行なって来ました。現状、進行中のプロジェクトの関係をあわせて示します。
| No. |
問題点 |
改善施策 |
プロジェクト名 |
| 1 |
IP再利用のためのモデル化手法 |
IP再利用のためのモデリング手法の開発と標準化、特に機能検証 |
modeling(verification) |
| 2 |
IP情報の検索 |
インターネット上でのデータ交換仕様の制定と、各社のIP情報が共有・検索可能なシステムの構築 |
Starctrek |
| 3 |
検討段階での技術評価 |
エミュレータなどを活用したIP技術評価のためのプラットフォームの構築 |
IP Verification Environment |
| 4 |
技術品質の確認 |
IPに関する技術品質基準の策定、HDL設計スタイルガイドやチェッカーの開発 |
Qualification |
| 5 |
SoCへのIP組み込み |
本来必要なIP設計仕様のデータ構造化の提案 |
SoLID |
| 6 |
デザインルール |
デザインルール記述言語と開発環境の提案 |
SoDRML |
Links
関連組織
OCP(Open Core Protocol)はSTARCが推奨する
IP検証環境で用いるIP接続インタフェースプロトコルの一つです。 OCPはOCP-IP(Open Core
Protocol International Partnership)によりサポートされています。